西欧研修⑩~Genever Museum~
ベルギー東部の町、国立ジュネヴァ博物館のある「ハッセルト」へ行ってきました。
「Station Brussel-Zuid 」オランダ語でブリュッセル南駅です。
切符を買います。
シングルで2等席を選択。
行先は「Hasselt」です。
「13.40€」です。
カードで支払います。
レシートをもらい終了です。
前もって前日にGoogleで行先を検索しておいたので、迷わず乗り場の「8番」へ向かいます。
IC (Aarschot Tongeren)は、8時45分発です。
5分遅れみたいです。
到着しました。
車内は貸切でした。
約¹時間で到着です。
晴れてはいますが、ものすごく寒く空気は澄んでいました。
ハッセルトは、蒸留酒ジンの元祖と言われるジェネヴァの有名な生産地です。
Google Mapを頼りに「Genever Museum」へ向かいます。
この辺りで寒さでスマホのバッテリーが切れてしまい、少し迷ってしまったので、
近くのカフェの人に道を訊ねたら親切に教えてくれました。ありがたいですね!
結構歩いたのですが見当たらず、近くいた女性の方に道を尋ねたら、通勤時間にも関わらず、
現地まで連れて行ってくれました。人の優しさを感じましたね。
自分も今後日本で外国人に道を聞かれたら連れて行ってあげようと思いました。
無事に到着しました。
「Genever Museum」です。
博物館の建物は、17世紀にまだフランス領であった修道女達の農場として使用されていました。
その後1803年に醸造所に改築され、1975年に国立ジュネバ博物館となりました。
エントランスで入場料を支払い中へ進みます。
ジュネヴァの樽です。ちなみに、ジュネヴァは樽で寝かせるのがデフォルトです。
ポットスチルはかなり小ぶりです。
蒸気ボイラーです。
ボトリングシステム。
ジュネバコレクションがずらりと並んでいます。
ボタニカルの種類がずらりと並んでいます。
コリアンダー、カルダモン、ベルガモットなど20種類くらいあり、実際香りを嗅ぐこともできます。
「Zeer Oude」というのは英語で言うと「Very Old」、「とても古い」という意味
ただし、熟成年数が多いという意味でなく、あくまでも、モルトワインの使用率による区別の表記です
モルトワインというのは、モルト(麦芽)をまず二回蒸留し、さらに三回目の蒸留において
ジュネヴァ(ねずの実)やアニス、キャラウェイなどを香り付けした蒸留液のことをいいます。
これが5%以上の場合が Oude 【ウーデ】、5%未満であれば Jonge 【ヨヘン】 となります。
ヨヘンの場合、「ヤング・ジュネヴァ」と呼ばれることもあります。
最後はバーで一杯ジュネバがサービスで飲めます。
素朴な味わいはまさに、ジンの原点ですね。
ジンの原点の場所を訪れるのが、今回の旅の目的でもあり、
ブームにに惑わされない歴史も感じました。
日本を含め、世界中で毎日のようにどこかでクラフトジンの蒸留所ができる中、
どこに着眼点を置くかという、課題にもつながる旅でした。
トイレもちゃんとあります!
駅への帰り道に立ち寄ったアンティークショップ兼カフェです。
ヴァルサンランベールらしきデキャンタやグラスがありました。
値段を聞いたらデキャンタが40€と言われたので即決しました。
あと、珈琲代もおまけしてくれました。
こちらは行きに道を尋ねたカフェです。
せっかくなのでお礼を兼ねて、ランチで立ち寄ってみました。
アジアから来た人種なので覚えていてくれました、無事に行けたと伝えたら喜んでいました。
こう言った感じで店選びができるのは何かいいものですね!
クリーク・ミスティック をオーダー。
美しいルビー色に、甘酸っぱく爽やかなおいしさが広がります。
チキンとトマトとチリマヨネーズのサンドを頬張り、次の目的地「Antwerpen」へ向かいます。
ちなみにオランダ語で男性は「DAMES」でした。