ERIK SATIE ET SON TEMPS
Posted On 2015年8月31日
By 店長
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渋谷“Bunkamura”で開催中の『エリック・サティとその時代展』へ行ってきました。
エリック・サティの代表曲といえば『ジムノペディ Gymnopédies No.1』です。
ドラマやCM の挿入曲としてよく使われ、個人的には雨が“しとしと”と降っているときに聴くのが好きです。
曲名は、古代ギリシアのアポロンやバッカスなどの神々を全裸で踊り讃える『ジムノペディア』という祭典に由来。
サティは芸術家たちが集い自由な雰囲気をたたえるモンマルトルで作曲家としての活動を開始し、
西洋音楽の伝統に大きな革新をもたらした西洋音楽史上重要な人物の一人です。
ベル・エポックのパリには、多くの芸術家が集まり、特にモンマルトルの歓楽街に足繁く通い、そこに息づく人間ドラマを描き続けたロートレック の作品などは有名です。
また、ジュール・グリュン の『外国人のためのモンマルトル案内』のポスターも趣があっていいですね。
刺激を与え合った芸術家たちが集まった“モンマルトル”は、映画『アメリ』の舞台にもなっています。
久しぶりにサティの“CD”を引っ張り出し、
今年訪れた、パリ“モンマルトル”の景色を思い浮かべながら、改めてジムノペディを聴いてみました♪