COINTREAU~Seminar~
コアントローのマスターディスティラーのベルナッド・ラングレさんです。
セミナーを開催するために初来日。
30年以上にわたりコアントローのエッセンシャルオイルを厳選しブレンドするエキスパートです。
1849年、エドゥアール=ジャンとアドルフ・コアントローがフランスのアンジェに設立。
現在は6代目のアルフレッド・コアントローがその情熱を引き継いでいます。
完璧なオレンジリキュールを求め、エドゥアール=ジャンの息子が何年も研究を重ねました。
通常の濃縮エッセンスオイルを3倍にし、ドライな風味を出すためのに砂糖の含有量を減らしました。
いわゆる“Triple Sec”です。
ボトルのデザインは、エレガントでフェミニンな香水ボトルからのインスピレーション。
パリジェンヌの自由な精神とエレガンスの象徴でもある“レティシア カスタ”
コアントローの主原料のオレンジピールは3種配合。
グリーンシトラスなさわやかさ、ゼストな感じの“ビターピール”
フルーティで丸みのある“スイートピール”
さらに、バニラ&スパイシーな“フレッシュピール”
100%天然素材にこだわり、ビーツからつくるナチュラルスピリッツでマセレーション。
最もこだわりを感じたのは、
“OPALESCENCY”オパレッセンスというオパールのように艶感のある輝きを放つエッセンシャルオイルです。
通常のオレンジリキュールよりも多く含み、アルコールに浸透するといわれている“オパレッセンス”
エッセンシャルオイルがキレイにアルコールに溶け込んでいるため、水分を加えると若干白濁します。
消化を助けるディジェスティフだけでなく、最近ではシグネチャーカクテルとして、
好みのフルーツと炭酸で割ったフィズをアペリティフとして飲まれることも多いみたいです。
あらためて、コアントローという名の誰もが知っているスピリッツの凄さを感じました。