自家製ベルモット
海外のバーテンダーは、自家製のビターズやベルモットを作るのが、今や主流となってきています。
そこで、ベルモットを自家製で作ってみることにしました。
ガスコーニュ地方の品種、ユニブラン種で造られた白ワインを鍋で酸化させつつ煮詰め水分をとばします。
さらに、キナ入りトニックウォーターとオレンジピールを入れ、さらに煮詰めます。
火を止め、ハーブのミックス(ニガヨモギ・カモミール・エルダーフラワー)を入れて、シロックでインフューズ。
その後、冷蔵庫で10時間以上寝かせます。
ハーブのエキスが浸透する推奨の抽出時間は15分位が推奨されていますが、
海外では、日本のように入れたての熱い飲み物を飲む習慣があまりないみたいです。
それで少し冷ました物を飲むために時間が長くなっているようです。
あまり時間が経ちすぎると、ハーブのエキスは十分に出るものの、強い苦味などを伴う場合があるので、
ビターズを作る場合においては熱湯で抽出しますが、今回はベルモットなので、いったん冷ましてから抽出しました
この自家製のドライベルモットは、ジントニックなどに加え、アクセントを付けるために使いたいと思います!