包丁と氷の関係 ②
Posted On 2012年4月26日
By 店長
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包丁(牛刀)一本で、様々な氷の形ができます。
氷(一貫=3.75kg)
まずは、一貫を3等分に割ります。
続いて、さらにそれを3分の1にカット。
それを、さらに6分の1にカットし、タンブラー用のサイズにカット。
無駄なく作れば、54個(27杯分)の氷ができます。
続いて、ロック用のサイズに合わせ、4等分にカットし、さらにそれを4等分し、16個の型を取ります。
ロック用の氷は、グラスに合わせて3種類作ってますので、それぞれの大きさにカットします。
無駄がなく、氷も飛び散らないので大変便利です。
丸氷をピックで作るとこんなかんじになります。
続いて、牛刀でスクエアにカット。
ピックで氷山型に。
せっかくなので、牛刀でも丸氷を作ってみました。
さらに、ぺティナイフで仕上げ、ピカピカに磨くと、まるで水晶球!
包丁とアイスピックは、用途に合わせて使い分けています。
丸氷を、牛刀で作り、ぺティナイフで仕上げると、上の写真の様に、見た目は綺麗なのですが、
“アジ”がなくなり、市販されている丸氷と思われがちになります。
個人的には、丸氷はピックで少々荒めに削ったほうが、ハンドメイド感がでるので好きですね!
結局、ただ単にカットするだけであれば、包丁、何か形成する場合には、ピックを使います。
色々なツールを上手に使いこなせば、新しい世界が広がったりしますね。