包丁と氷の関係
先日の、包丁研ぎ教室から学んだ研ぎ方で、店の包丁とついでに家の包丁を研いでみました。
まずは、研ぐ前にドイツ生まれのミラクルクリーンで汚れや錆を綺麗にします。
「シャカ」「シャカ」と店内に響く音。
無心に何かに没頭する姿は、プラモデルを作っている時と同じ感覚です。
一気に7本とピックを1本研ぎました。
右3本の包丁は「牛刀」です。
この「牛刀」は、元々は牛肉を切るための包丁ですが、うちの店では「氷」を切ります。
以前は、バーテンダーとはアイスピックを使うのが前提で、
包丁などで氷を割ったり削ったりするのは邪道とも言われてました。
が、ここ数年は、あらゆる道具を、元々の用途以外で使うことが、
斬新であったりして、より個性を出せる環境が整ってきました。
まぁ自由な発想で、遊び心があることが認められるようになったわけですね。
次回は、この「牛刀」一本で、あらゆるものが出来る過程をアップしてみようと思います!