フランス&カリブ研修 ~HSE蒸留所~
Posted On 2015年10月1日
By 店長
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「Habitation Saint Etienne」
“Habitation”とは、住居や場所を意味します。
1994年にはシモン蒸留所のオーナーであるイブ、アィヨ両氏によって買収。
クレマン同様、「HSE」もシモン蒸留所で造られています。
伝統的なクレオールスタイルの銅製スチルはシモン蒸留所の敷地内へ移設され、
以前からのノウハウを活かしてラムの生産が続けられています。
マルティニーク島では1920年からアグリコールラムを製造を始めています。
伝道師のペール・ラバ神父がフランスからブランデーの技術を伝道。
ちなみに、アグリコール製法はラムの世界では「3%」に満たないといわれています。
こちらの蒸留所では、シモン蒸留所から蒸留酒を運び、熟成は「HSE蒸留所」内で行います。
マルティニーク島で、一番「樽」にこだわっているだけに、樽の種類も断トツです。
アメリカンオークにフレンチオーク。
オロロソ、PX、ソーテルヌは、最後の一年だけフィニッシュさせます。
丘を上がった場所で食事です。
何種類か試飲させていただきました。
マルティニーク島で、最も樽にこだわる「HSE蒸留所」でした。