WOODFORD RESERVE～Seminar～
ウッドフォードリザーブ、マスターディスティラーのクリス・モリス氏を迎え、
クラフトバーボンのブランドセミナーに参加してきました。
会場は、プレミアムバーボンに引けを取らない三ツ星のシャングリ・ラホテルです。
2000年代のプレミアムウォッカブームに継ぎ、2010年以降プレミアムバーボンが脚光を浴びています。
中でも、ウッドフォードリザーブの人気は別格です。
そのままでも十分美味しいのですが、カクテル（特にミントジュレップやオールドファッションドなど）
のベースにも使用されています。
こちらはフレッシュの巨峰オールドファッションド＆桃のオールドファッションドです。
貴重なニューポッドや日本未発売のダブルオークを試飲。
ウッドフフォードリザーブは他にはない、いくつものこだわりがあります。
鉄分を含まないライムストーンウォーターを使用し、ライ麦の比率を上げてのスパイシーな仕上がり。
木製の発酵槽を使い、ポットスチルによる3回蒸留など。
さらにバレルエントリーは55度と業界一の低い度数での樽詰め。
加水しての樽詰めには多くの樽が必要ですが、
こちらでは自社で樽を作り独自のトースト＆チャーが施されています。
1バッチ135樽をバランスよくバッティングし最高の状態でのボトリング。
ここまで拘れるのもクラフトであるからこそで、自身も見習いたいところでもあります。
お土産に頂いた銅製のバースプーンは一生大事に使いたいと思います。
このような機会を与えていただいたアサヒビール（株）様、ありがとうございました。