フランス&カリブ研修 ~SAINT JAMES蒸留所~
Posted On 2015年5月25日
By 店長
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マルティニーク島の北東に位置する“SAINT JAMES蒸留所”
蒸留所名は、英国貴族の名前から取られており、当初は英国への輸出を想定していたようです。
1902年のペレ山の噴火後に現在の場所に移転。
サトウキビはペレ山の東側斜面で栽培。
火山灰の肥沃な土壌で良質のサトウキビが栽培されています。
サトウキビ置き場(24時間で糖度の半分を失う)
収穫は2月に開始します。
甘いサトウキビを求めて鳥が来てます。
収穫後間もないサトウキビを齧りましたが、甘くてジューシーで美味しかったです。
昔使っていた、アランビック。
こちらの建物は糖度を計る所で、基準に合格しないと使用できません。
所長さんから説明を受けます。
発酵槽へ。
蒸留機へ。
アルコール度数“72℃”のニュースピリッツを試飲。
熟成庫へ。
こちらのステンレスのタンクは、樽熟成を止めて移し変えたものです。
ラムヴュー(4年熟成)とミレジム2000(6年熟成)ミレジム1998を試飲させていただきます。
秘蔵のコレクションです。
蒸留所最古の1885年物。
1936年物。
1937年物。
ちなみにこちらの蒸留所では、「J.BALLY」や「マッド・コー」なども生産しています。
マルティニーク島「SAINT JAMES蒸留所」でした。