フランス&カリブ研修 ~DEPAZ蒸留所~
マルティニーク島の北西に位置し、ペレ山の麓に「DEPAZ」蒸留所があります。
蒸留所の目の前は、サトウキビ畑で、その先には海が広がる絶景スポットです!
創業は1650年。
“Bienvenue(ようこそ)”と迎えてくれます。
ペレ山は火山でもあり、1902年に噴火の際、蒸留所が被害に遭いました。
現在は、創始者系統の生存者であったビクター・デパズが、1917年に再建したものです。
しかし、この時の火山灰によってさとうきびに重要な土壌が肥沃となりました。
所長さんがサトウキビの説明をしてくれます。
こちらの赤みを帯びたサトウキビは、“A.O.C”に認定されている12種類のサトウキビの内の1種類です。
続いて蒸留所内の見学です。
こちらのベルトコンベアーで蒸留所内の動力をまかないます。
こちらは、サトウキビを粉砕した際の余剰で「Bagasse(バガス)」といい、残渣(かす)です。
従業員は40人で、1日に200トンのサトウキビが粉砕されます。
サトウキビジュースを圧搾中。
サトウキビジュースにイースト菌を入れて発酵させます。
発酵槽の温度が上がり過ぎないように冷却コイルが内側に巻いてあります。
銅製の蒸留機です。
元々はコニャックの蒸留機(1980年製)みたいです。
ホワイトスピリッツの度数を制御します。
熟成庫です。
エンジェルシェア率は、スコッチウイスキーの約3倍の8%
樽出しをいただきます。
やはり、本場で飲むお酒は格別です!
くもの巣も取り払わないのも自然でいいですね。
ビジターセンターのお土産さん。
マルティニーク島の「DEPAZ」蒸留所でした。