グアテマラ
6日に長居陸上競技場で行われるサッカー日本代表戦。
国際親善試合の相手は「グアテマラ」
グアテマラといえば「ラム」ということで何本か紹介したいと思います。
1本目は、日本のBARにおいて最も愛飲されているラム「ロンサカパ センテナリオ23年 ソレラ・グランリゼルヴァ」
雲の上で熟成されるラムとして有名です。
Ron Zacapa Centenario 23Years-Old SOLERA GRAND RESERVA 40%/750ml
熟成:6~23年/原産国:グアテマラ
初心に返りラベルに書かれている文章を自分なりに訳してみました。
The balance of bouquet and unique flavors is derived from a blend of aged rums of between 6 and 23 years old,originating from the “Systema Solera” aging process.
独特の風味と香りのバランスは”ソレラシステム”熟成法により、6~23年をブレンド。
These mature rums have been produced only from the sweetest first-crush virgin sugar cane honey.
これらの熟成したラムは、最も甘いサトウキビの茎から採った一番搾り汁(バージン・シュガーケイン・ハニー)より生産。
Ron Zacapa 23 is matured at an altitude of 2300 meters in selected barrels that previously aged robust American Whiskeys,delicate Sherries and fine Pedro Ximenez wines.
ロンサカパ 23は、セレクトした樽(しっかりとしたアメリカンウィスキー、繊細なシェリー、そして卓越したペドロヒメネスに使われていたものを使用)を標高2300メートルで熟成。
A traditional,dynamic aging process in which rums of different ages and personalities are blended,then subsequently stored in selected barrels to continue the maturing process.
様々な年数、様々な性格のラムをブレンドし、熟成樽で保存。
This process is guided and repeated under the critical eye of the Master Blender until reaching the maturity and complexity of aromas and flavors that shape this unique premium rum.
このプロセスは、香りと唯一無二のプレミアムラムを形造る味の熟成度と複雑さに到達するまで、マスターブレンダーにより厳選される。
ボディに巻かれているのは「ぺタテ」といい、古代マヤ王朝の時代から守られている伝統的な文化で一つひとつ手作りで丁寧に作られています。
二本目は、現在日本への輸入がされていない「 ボトラン」
RON BOTRAN ANEJO ロン ボトラン
ETIQUETA NEGRA 12anos ブラックラベル 12年
熟成:12年/原産国:グアテマラ
Ha sido mezclado y anejado en barriles de roble blanco, bajo condiciones
cuidadosamente controladas para asegurar su exquisito sabor maduro.
Desde nuestros campos caneros hasta nuestras bodegas de anejamiento en
el altiplano,la reserva aniversario de Botran,adquiere la singularidad que ningun
otro ron le ofrece.
自家農園のサトウキビを蒸留、ホワイトオーク樽に詰め高地の貯蔵庫で熟成。
3本目は「マルテコ」
RON MALTECO 20Years RESERVA DEL FUNDADOR 41%/700ml
熟成:20年/原産国:グアテマラ
1939年に創業したインダストリア・リコレラ・デ・クェザルテカ社の製品。
マルテコのシリーズは、他の元スペイン領の国々とは違い、モラセス(糖蜜)ではなくサトウキビジュースを原料に製造。
スパニッシュラムでは珍しいアグリコールラムです。
連続式蒸留器にて蒸留後、標高2500mにある自然の洞窟の中でオーク樽にて熟成。
20年は限定品で、シリーズ中最も甘口で糖蜜やコーヒーの風味に少しのバニラを連想させます。
ちなみにラベルに記載されている「FUNDADOR」とは創設者という意味です。
グアテマラの3本に共通していえる事は、どれも標高の高い所で熟成されています。
ウイスキー同様、樽熟成は涼しい場所でゆっくり熟成させたほうが美味しいお酒ができますね!