イタリア研修⑭~HARRY’S BAR~
Posted On 2013年4月12日
By 店長
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バーテンダーとして、ヴェネツィア・サンマルコを訪れたならば、
やはりハリーズ・バーで「ベリーニ」を飲まなければ来た甲斐がありません。
ベリーニ(Bellini)は、1948年、ヴェネツィアにあるハリーズ・バーの当時のオーナー、ジュゼッペ・チプリアーニが、
ルネッサンス期の画家ジョヴァンニ・ベリーニの展覧会の際に作ったのがはじまりと言われ、
鮮やかなピンク色はベリーニの絵画をイメージしたものとも言われています。
「Can I Take a Pictures of Cocktail?」と尋ねると、
「お客様など人の顔が写らなければいいですよ」とのことでした。
こちらは↑コペルト(日本のお通しみたいなものでチャージに含まれます)というもので、
フレッシュでコリコリの浅漬けオリーブと、揚げたてのミートコロッケは熱々でとても美味しかったです。
ベリーニは桃の香りと風味が口いっぱいに広がり、とても美味しかったです。
「I am a Japanese Bartender」と伝えたらポストカードをくれました。
本物のベリーニは、思い出の一杯となり味覚と嗅覚にインプットされました。