イタリア研修①~Departures~
新しいステージに向かうとき、人はよく「期待と不安が入り交じった」という言葉を使います。
“一人で行く海外”
年齢を重ねると共に、冒険しなくなっていく自分には持ってこいの刺激を与えてくれました。
それなりに過ごせている人生において、別にそこまで追い込まなくてもいいのですが、
何か新しいことを始めるには、勇気と行動力が必要です。
いくつになっても、その気持ちは忘れないように…
今回得た経験を数回に分けて細かく書き綴っていきたいと思います。
次回行く時&これから行かれる方に少しでも参考になればいいかなとも思います。
まずは、成田空港第2ターミナルで出国の搭乗手続きです。
以前は、メーカーさんや一緒に行った友人などがいたため、ただ付いていくだけでしたが、
今回は全て自分でしなければなりません。
ALITALIA航空でローマでトランジットしてフィレンツェへ。
Departures
18GATE-座席は20H
ローマ・フィウミチーノ(レオナルドダヴィンチ)空港に到着。
外は激しい雨が降っていた。
21:25 D03GATE-座席11C
トランジット乗り場までモノレールで移動。
搭乗まで時間があるので、ローマの免税店をぶらぶら。
早めに「D03-GATE」へ行ったら、電光掲示板が消えています。
一瞬、場所を間違えたかと思い焦りました。
D03GATEの入り口では何人かの外国人が受付の人ともめています。
そしたら、放送で“Bat condition”って聞こえてきた。
「えっ」
もしかしたら欠航なのか。。。
時計を見たら21時を回っていた。
日本人など誰もいなく、勇気を出して、英語で聞いてみました。
何を言っているのか良く分からなかったが、新しいチケットを発行してもらった。
そこに何か書いて貰ったはいいが、これは「何」って感じでした。
そうすると、ぞろぞろと同じ方向へ向い始めたので、とりあえず付いて行ってみると、
書いて貰った場所は、ファーストフード店の店名でした。
「そこでこのチケットで何か食べて時間つぶしてろ」ってことだったみたい。
いきなりの天候不良による2時間の遅延で、食欲もなく、水だけもらった。
そして、また元の場所に戻ったら、掲示板に出航時間が表示されていました。
成田を出て、17時後にようやくフィレンツェ空港へ到着。
タクシー乗り場へ向い、
「Please go to Hotel BONCIANI」と伝えホテルへ。
それにしても向こうのタクシーは飛ばす、飛ばす。。。
15分後にホテルへ到着。
27ユーロだったので、30ユーロ渡し“grazie Keep the change”と伝え、ホテルでチェックイン。
現地時間で23時を回っていました。
そのままベットで就寝。
夜明け前の4時に目が覚めたら外からは激しい雨の音が・・・
「わざわざ、第4日曜日に、広場で行われる大蚤の市に照準を合せてフィレンツェに来たのに…」
「なんてついていないんだ」
しかもトランジットは定刻に飛ばないし…
はじめて一人で来た日に、何か洗礼を受けた感じの初日でした。