Lady Godiva
Posted On 2011年2月14日
By 店長
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Lady Godiva(ゴダイヴァ夫人)は11世紀のイギリス女性である
マーシア伯レオフリックの夫人で、夫レオフリックの圧政を諌めるため
コヴェントリーの街を裸で行進をしたという伝説が残っている
夫レオフリックの圧政に苦しむコヴェントリーの領民を哀れみ
彼女はことあるごとに夫を諌めたという
美しい妻の度重なる要請にうんざりしたレオフリックは
彼女を諦めさせるため
裸で馬に乗り城下を巡回するのであれば言い分を認めよう
と応えた。が、しかし夫の思惑に反し
彼女は「当日は外出せず戸や窓を閉めよ」とする布告を発した上で
本当に裸身で馬に乗り城下を練り歩いた
領民たちは彼女を支持し、布告の通り屋内に引き籠った
しかし、ひとり仕立て屋のトムという男がこっそり夫人の裸身を覗き見たために
神罰を受けて失明した
これが男の名に由来してできた英語の俗語で
ピーピング・トム(Peeping Tom)、覗き魔のことである
レオフリックは彼女との約束を守り苛政を改めたといわれる